この記事はナンダカフラリの個人的な主張でありブログを代表する意見ではありません。

ネトウヨさんは福沢諭吉が好きだ。
理由は「脱亜論」で朝鮮と中国を否定したから。
そんな単純な脳みそで人生が幸せなのか不思議に思うが、真実を見つけたという幻想は脳に快楽物質を生んでいるのだろう。

で、そもそも素朴な疑問の話として、仮に福沢諭吉が今の時代に甦ったとして、今の韓国や中国を見てネトウヨさんのように思うのだろうか。
だって当時の朝鮮と中国と日本は今とはガラッと様変わりしている。
なんたって福沢が活動していた時より100年以上経っているのだから。
ていうか、脱亜論ていうのは伝統的なアジア的政治制度への批判であって、反日かどうかを問題視しているのだっけか。

そしてそもそも、ネトウヨさんに好感を持つのだろうか。
アメリカ型の大統領制を持っている韓国を果たして批判するだろうか。
最高権力を持つ大統領であっても元だけでなく現職でも退陣させられ裁判にかけられることもある体制はネトウヨさんは野蛮だと思っているみたいだが、
福沢はむしろ手放しで絶賛するかもしれない。
だってそれってアジア的専制を否定する全く別の体制なのだから。
さらにいうなら、明治憲法を持ち上げて今の憲法を貶めるネトウヨさんなんて全否定しそうな気がするのだが。
だって福沢は明治憲法と比較して今の憲法を近代的だと肯定的に評価しそうだし。

それと気になっているのが、脱亜論ってネトウヨさんがよく朝日新聞を批判する文脈でいう、
『「特定アジア」を「アジア」と書く』
ということをしているのだけど、気にならないのかな。